「企業のチカラメイドイン薩摩川内」では、市内企業の多くの新入社員の皆様にご出演いただきました！！

「企業の人事担当者の説明よりも、身近な先輩たちの体験談のほうが、正直なところ学生は興味を持ちやすく、説得力もあって参考になるんじゃないか」

この意見をきっかけに、これまでに「企業のチカラメイドイン薩摩川内(FMさつませんだいにて毎週木曜日18：00～放送)」では、薩摩川内市内の企業の新入社員の皆様に出演いただき、いまの職場・仕事に携わりたいと思った理由、地元企業で働くことの良さ、学生の頃と社会人になってからの違い、休日の過ごし方など、ざっくばらんにお話しいただきました。最初は緊張していましたが、慣れてきますと皆さん笑顔で、伸び伸びとお話ししてくださり、リスナーさんもとても元気を貰えたのではないかと思います(^^)/

じっくりと聴いていますと、新入社員の皆さんが共通してお話していたこともありました。それは「後輩ができたときに、しっかりと教えられる、見本になれる先輩でありたい」ということ。よく夢や目標を大きく持つことの大切さは説かれますが、どんな大きな事業、あるいはノーベル賞を受賞されたような偉大な業績も、その出発点は、本当に小さな、自身の身近な範囲の関わり合いにあります。映画やドラマ、ドキュメンタリーとして放送されることもありますが、放送された部分というのはいわば短縮されたハイライトのようなもので、偉人と呼ばれる方々も、その裏で細かな、時にはつまらなくしょうもない、日常的なやり取りをコツコツとこなしてきています。

入社間もない新入社員の皆さんが、既にこれから入ってくる後輩のことを想い、そしてその他にも収録の節々で、家族や親戚、近所の方、地元の友人など、身近な人をとても大切にしている様子を伺うことができました。大きな目標を掲げることはもちろん立派なことですが、それと同等か、或いはそれ以上に、周りの人を思いやることのできる気持ちを持っていることは、素晴らしいことだと思います。こんな優しく暖かい想いを持っていることは、薩摩川内市内の学校で、遊びに勉強に頑張ってきた、あるいは薩摩川内市内で働く若い世代の大きな魅力ではないでしょうか。

人口減少による地域の衰退への懸念は、薩摩川内市でも例外ではない状況で、今回ご出演いただいた、元気で思いやりの心を持った若い方々は大きな希望です。これからも若者が活躍し、輝く場を少しでも多く提供できるよう、薩摩川内市企業連携協議会は支援してまいります！！

本当に上の世代も見習うべき点の多い収録でした。新入社員の皆さま、ありがとうございました(^^♪

＜出演者＞　敬称略、( )内は出身校、役職です。