平成27年2月27日(金)、薩摩川内市企業連携協議会主催による先進地視察が開催され熊本県菊池郡大津町役場と本田技研工業株式会社熊本製作所の2箇所を訪問しました。大津町役場では、大津町企業連絡協議会の取り組みについて学びました。同協議会では地域貢献の一環として春・秋の交通安全運動期間中に会員企業毎にのぼり旗を掲示し交通安全の啓発を図ったり、年2回の環境美化活動のほか、会員企業同士の交流を深めるための交流事業、企業と学校との懇談会などの事業に取り組んでいます。企業と学校の懇談会は平成7年から継続して開催されており、懇談会を機に企業と就職担当の先生方との情報交換が活発になり、地元雇用の拡大が図れているとの事です。
本田技研工業株式会社熊本製作所は、およそ1,651,056㎡(東京ドーム約35個分)という広大な敷地を有しており、二輪車(主に700CC以上の大型車)や汎用エンジンなどを量産。エンジンや各部品の生産加工から車体組立まで一貫して行われており、各種エンジンや車体の組立て工程などを見学しました。
参加者からは「他の協議会の取り組みについて理解を深めることができた。」、「大企業の徹底した品質、安全に係るルールを学ぶことができた。」などの意見が寄せられました。
▲大津町企業連絡協議会との情報交換会の様子