企業のチカラメイドイン薩摩川内 第94回<鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社 川内工場>

9月21日は、鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社 川内工場 岩下 啓二 工場長、櫻木 俊輔 工場次長、馬渡 佑樹 主任にお越しいただきました!

 

1.鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社

鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社は、本社は鴨池新町の農協会館の中に所在し、従業員数約840名、事業所数約16か所、処理工場、加工工場、生産農場などを多く所有しています。

 

主な業務内容としては、①ひなの生産販売業、②食鳥の生産処理加工ならびに売買業、③食肉加工品・調理食品の開発製造販売業、④提携先養鶏農家の技術および経営指導、⑤肥料の製造販売業を行っています。

 

主要製品は会社名のとおり鶏肉で、もも肉、胸肉、ささみ、もとさき、肝ずりといった各部位に加え、加工品も扱っています。加工品は鹿屋市に所在する加工工場で製造されており、空揚げや照り焼きチキン、冷凍食品などとても種類が豊富です。

 

ご存知の銘柄鶏、黒さつま鶏、さつま若しゃも、鹿児島いいとこ鶏、健康咲鶏などの処理を行っているのも鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社です!皆さんがよく見かける、Aコープに並んでいる新鮮で美味しい商品を、いつも安全に届けております。

打ち合わせ中のみなさん。トーク力抜群で、笑いが絶えません。

2.川内工場について

川内工場は薩摩川内市勝目町、薩摩川内市の公共施設セントピアの前に所在しています。従業員数は295名で、委託業者も合わせると、川内工場には400名弱の方がいらっしゃいます。

 

平成18年に、それまで知覧工場も担っていた薩摩半島の処理機能を集約し、10年前までは1日3万羽ほど処理していたものを、現在5万羽まで拡大しております。今後は6万、7万羽扱う工場も出てくるとのことです。

 

川内工場においても、年間では1400万羽を扱っておりますが、ゆくゆくは1700万羽まで増やすことを目標としています!

 

3.徹底して安心・安全な品質管理体制を構築しています!

特に近年は食の安心・安全がニュースでも多く取り上げられ、大きな話題となっておりますが、鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社はとにかく法令遵守で、間違ったことまがったことは絶対にしていません

 

そのことを具体的に証明されているのが、国際規格であるFSSC22000を平成28年2月に認証取得したこと。最も普及しているマネジメントシステムISO9001、ISO22000については皆さんよく聞いたことがあると思いますが、ソフト面で大部分の規格要求事項に対応でき、取り組みやすい規格であるISOと比較し、今回取得されたFSSC22000はインフラの改善が必要となる場合もあるなど、多くの追加要求事項を満たす必要があります。

 

もちろん鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社では、平成16年にISO9001を、平成22年にISO22000を取得済みですが、昨年FSSC22000を取得した際には、更に多くの勉強会等を重ね知識を増やしたそうです。

 

扱っている商品も鹿児島県産であり、鹿児島県のこともとても大切に、丁寧に考えております。

FSSC 22000とISO 22000、ISO 9001-HACCPとの関係

(引用:一般財団法人 日本品質保証機構ホームページ)

 

4.食品だけではありません。従業員も安心・安全にお仕事できます。

外部の人からしましたら、食肉処理工場の仕事は、すべて手作業で処理するようなイメージを浮かべますが、実はかなりの部分で機械化が進んでおり、人手が入るのは切り身を切るくらいの簡単な作業になってきています。骨抜きまでも機械でしているそうです。

 

今度の正月には新しい分野の機械も導入予定で、ますます人がかかわる仕事は簡素化される傾向にあります。もちろん包丁による労災、けがはほとんどなく防具も着て作業しております。

 

また、包丁を扱う作業だけでなく、計量、箱詰め、袋詰めなど出荷までの流れがあり、そちらで工程の3分の1くらいの割合を占めています。従業員の方が安心してお仕事できる環境ですね。

工場について詳細かつ分かりやすく話す工場長(左手前)に馬渡主任(左奥)も真剣な眼差しです。

5.勤務体系は女性に優しい!

商品だけでなく、職員の安心・安全も追及している鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社 川内工場、なんと勤務体系までも働きやすい環境づくりのために配慮されています!

 

実は川内工場は、工場内の9割が女性であり、子供のお迎えや夜ご飯の準備のための買い物も配慮して、勤務時間は午前8時から午後4時25分に設定しています。午後4時25分、そうです、明るい間に帰ることのできる会社なのです!何かあったときに病院にも行きやすいですね。

 

また、雰囲気づくりにも努めており、これは工場のイメージがガラッと変わると思いますが、朝から音楽を流しています。これだとテンションも上がり、楽しくお仕事できますね。

 

福利厚生もしっかりしており、本当に羨ましい、模範となるような会社です。

「奥州仙台」から「薩摩川内」に赴任された櫻木工場次長(右奥)。きっと川内を盛り上げてくれるに違いありません。

6.休日の過ごし方

これまで工場の概要、管理体制等について主に説明してもらいましたが、プライベートな面、休日の過ごし方についてもお伺いしました。

 

まずは櫻木工場次長。櫻木次長は今年の3月に出向で宮城県仙台市から引っ越してきて、薩摩川内市での生活は初めてになります。

薩摩川内市はすごく住みやすい」と言っていただき、最近は休日にウォーキングをしているとのこと。距離は4~5kmと、結構長い距離歩いています。ぜひ薩摩川内市の景色を楽しみながら続けてほしいです。

「仙台」から「川内」ということもあって何かご縁も感じます。在任中にきっと櫻木次長によって、川内工場はさらなる飛躍をとげることでしょう。

 

次に、馬渡主任。ブレイク終了時に流れる「エフエムさつませんだい」の音源もとても上手く真似てくださり、打ち合わせ時から笑いも混ぜて場を盛り上げてくださいました。今年で勤続10年目になり、5人の子を持つイクメンでもあります。

お休みの日は子どもを公園や水族館など、遊びに連れていくことが多いとのこと。「父親になり、子供たちが安全でおいしものを食べてくれるということを一層心掛けるようになった」と意識の変化についてもお話ししてくださいました。

まだお若いながら立派ですね。馬渡主任のような方がいれば鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社の将来も安泰でしょう。

 

最後に岩下工場長。規格の説明についても、馬渡主任から「ここからは工場長が説明します」と急遽バトンタッチされながらとても分かりやすく説明してくださいました。ただ、ウォーキングについては1日で終わったとのことです。

収録の時に櫻木次長、馬渡主任が楽しく話していたことからも分かるように、とても部下想いの方ですが、それと同じく家族も大切にされており、特に最近はご両親の健康に十分気を遣い、食事に連れて行ったりしています。こんな公私ともに思いやりのある上司の下でお仕事で来たらとても楽しいでしょう。

馬渡主任、お顔を隠しておりますが、笑いを堪えているのでしょうか。

7.最後に大切なお知らせ(従業員の募集とJAフェスタでの販売)

最後に二つの大切なお知らせです。

一つは従業員の募集について。事業拡大に向けて、現在鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社川内工場では、従業員を募集しております!上述の通り本当に楽しく、安心・安全にお仕事できる職場です。ご興味のある方はまずはお電話ください。櫻木次長が、とても丁寧に説明してくださいます。

 

第二にJAフェスタでの販売について。毎年薩摩川内市総合運動公園で開催されている産業祭&JAフェスタ。今年は11月19日(日)に開催されますが、当日唐揚げ炭火焼が販売されます!ぜひお越しいただき、おいしいお肉をご堪能ください。

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リクエスト曲には、「今日より明日、向上心を持って若手一丸となって頑張る」との想いを込めて、馬渡主任が高橋 優さんの「明日はきっといい日になる」を選曲してくれました。良い肉を作ってAコープに卸し、消費者に届ける、そして仕事では毎日笑顔で帰れる、とても素敵な会社です。益々のご活躍を応援しております。

 

<鹿児島くみあいチキンフーズ株式会社 川内工場>

薩摩川内市勝目町字上久保田3888 (薩摩川内市公共施設 セントピアの前です!)

TEL:0996-22-7174(求人のお問い合わせはこちらまで)

HP:http://www.ja-zcf.co.jp/kagoshima/