4月13日は一般社団法人まちおこしプロジェクト代表理事 小園洋和さまにご出演いただきました。
同社は、障がい福祉サービスを利用した就職者や起業したい障がいを持たれた方にスクール形式の
講座を開き、社会勉強の機会をつくり「働きたい」という思いを全力でサポートしいます。
今回は、4月にオープンした障がい者ビジネススクール「スマイルキャンパスせんだい」の紹介など
についてお話頂きました。
小園さまは、出水市ご出身で元々は県外でエンジニアのお仕事をされていましたが、30歳の頃に帰鹿
され建設関係の営業の仕事をされていました。
営業先の社長より老人ホームを紹介され、そこへ勤務されたのが福祉のお仕事に就かれるきっかけと
なったそうです。
2年ほど前に、本市で福祉に長年携わっている相談支援専門員の方と話する機会があり、学校形式の
就労支援施設は全国的には増えているが、北薩地区にはまだないという話題になり、一般企業と福祉
の仕事の経験のある自分ができないかと思ったのが障がい者ビジネススクールを立ち上げようと思った
きっかけで、九州の先進地で学ばれ今回の開校に至りました。
「スマイルキャンパスせんだい」というスクール名の由来は、「入学された利用者さんが、目標を持ち、
毎日笑顔で生き生きと過ごしていただける環境を作りたい。」と思いから名付けれたそうです。
「スマイルキャンパスせんだい」は基本的には、障がいのある方が自立して働く為に必要な一般教養を
身につける場で、例えば、言葉遣いや電話応対、コミュニケーションなどのビジネスマナーを学んだり、
食育の授業では料理を作ったり、パソコンの操作方法を学んだりできます。
障がい者ビジネススクールの開校により本市の中小企業でも障がい者雇用についての理解が深まっていく
ことが期待されます。
小園さまの今後、益々のご活躍を願っております。