企業のチカラメイドイン薩摩川内 第87回<株式会社 パーツ精工>

8月3日は、株式会社パーツ精工 鹿児島工場 出水吉博さま、福山浩太郎さま、山元光莉さま、田畑妃世里さまにお越しいただきました!

1.株式会社パーツ精工

株式会社パーツ精工は、本社は埼玉県三郷市に所在し、一昨年9月に薩摩川内市と立地協定を締結し、昨年4月より鹿児島工場を稼働しております。各種精密機械の加工において、お客様のご要望にスピード感を持って、かつ高精度・高品質な製品をご提供されており、フィリピン・香港等にも拠点を持ち、地理的条件の有利な鹿児島工場からは、国内のみならず、益々のグローバルな展開が期待できます☆

2.本日のご出演者

冒頭出水さんより概要説明がありましたが、本日お越しの他の3名、福山さん、山元さん、田畑さんは、今年4月採用の新入社員であります!7月20日ご出演の株式会社岡野エレクトロニクスさんと同じく、本日のメインも新入社員の皆様のお話です。地方の人口流出が長期的に課題となっているなかで、地元でお仕事を頑張っている若い、フレッシュな皆さんのお話をたくさん聞くことができるのは、とても貴重なことですね♪福山さんはポリテクカレッジ川内、山元さん、田畑さんは川内商工高等学校をご卒業されています。

3.現在担当のお仕事について

福山さんは、製造現場で、「マシニングセンタ」という機械を使い、様々な分野の部品の、製作・加工を行っています。「マシニングセンタ」は、金属やアルミの、主に四角い材料を加工するときに利用しており、精度が厳しいものでは、1マイクロメートル単位での細かい作業をすることもあるそうです!新人ですが現場を既に任されており、自分が一から作った製品が世の中に出回ることは大変うれしく、仕事の充実さが伺えます。

山元さんは「製品管理」を担当しており、現場からあがってきた製品を、図面を見て測定して、不良がないか、最終検査をしています。製品に光を当て、色が少しでも違わないかどうか見分けるなどの作業の「精密さ」と、いろいろな製品の詳細を知る必要があり、「知識」の豊富さも求められる、まさに最後の砦ですね。最後の検査印として、自分の名前を押印するときはとても緊張するとのことで、立派に職責を果たされております!

田畑さんは、工具や備品の発注業務をしており、外部の方と接することが主になります。学生時代と異なり、同世代だけでなく、いろいろな世代と関わることになり、最初はやはり緊張されたそうですが、現在は顔を覚えてもらい、お話が弾むことも多くなったとのことです。収録中も終始笑顔でお話しされており、お仕事の話もそうですが、雑談等も含め、田畑さんとお話しすると気持ちが晴れやかになります。

4.地元薩摩川内市、そして株式会社パーツ精工への就職を志望した理由

地元 薩摩川内市で就職され、数ある薩摩川内市内の企業の中で、株式会社パーツ精工 鹿児島工場に就職した理由もお伺いしました。山元さん、田畑さんは、地元薩摩川内市に貢献したいという想い地元で働きたいという想いが強く、最初から市外・県外は考えていなく、市内のいろいろな企業を見学した際に、会社の清潔さ、人の温かさ・明るさに惹かれ、入社しました。福山さんは、県外も最初は少し考えていましたが、今の勤務地である鹿児島工場が設立したことで、学校で学んだことが地元でも活かすことができる場が見つかり、まさに「ここしかない!」との思いで入社されました。家族や友達が近くにいることの安心感は大きく、不安なことがあっても切り替えやすいことは、地元でお仕事することの強みですね。

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パーツ精工株式会社 鹿児島工場では、入社してから2週間、仕事の手法だけではなく、挨拶や掃除等の礼儀作法も含めた研修をしっかりされています。研修中から元気の溢れていた3人は、上司の出水さんから見ても大変頼もしく、バリバリ仕事をしています!今後の抱負についても、もっといろいろなお仕事を任せていただき、早く1人前になり、後輩ができた時に頼りになれる存在になりたいと、明確な想いを持っておられました。益々のご活躍が楽しみですね。

 

株式会社パーツ精工 鹿児島工場

〒895-0056

鹿児島県薩摩川内市宮里町字高原1792番地 TEL 0996-29-3901

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